【編集後記】PCAポンプ
*********************
ケアマネ試験
一問一答
問題
介護予防支援では、目標志向型の介護予防サービス計画を策定しなければならない。
・
・
・
・
・
・
答え 正しい
解説
介護予防の効果を最大限に発揮し、利用者が生活機能の改善を実現するための適切なサービスを選択できるよう、目標志向型の介護予防サービス計画を策定します。
解説は以上です。
*********************
【編集後記】
癌末期の利用者さん
在宅に戻ってから、一週間経ちました。
癌の痛みと戦っています。
PCAポンプ
Patient Controlled Analgesia(自己調節鎮痛法)の略。
手術後やがんの痛みに対して患者自らが鎮痛剤を投与する機器。
在宅でターミナル時に使われますね。知識的には知っていたが
私は今回初めて見させてもらいました。
患者はポンプのボタンを押すことで、痛みに応じて鎮痛薬の量をコントロールすることができるのです。
訪問看護師さんに辛くなる前に、いつでも押して良いのですよ。
と言われているのにもかかわらず、なかなか押さず痛みに耐えていたようでした。
たまたま、訪問した際にとても苦しんでいるようで、
痛みのある背中をさすり、声掛けをし、訪問看護に緊急連絡です。
実は、利用者さん、このポンプの操作を誤ってしまったようで、鎮痛剤がきれてしまったよう。
痛みがどのようなものか、本人でないとわかりませんが、
痛みの恐怖、不安があるとおっしゃっていました。
この方は、自宅で最期をと選択。
病院ではない為、すぐに対応できるはずがありません。
訪問看護に緊急対応はあるものの、
家まで伺うのにも30分要します。
余程の覚悟が必要だと感じました。
そして
なぜか、陣痛の時の事を思い出しました。
急にとてつもない痛みが襲ってきます。
比べようがないけれど、
近くに、看護師さんや先生がいて欲しい。と考えてしまうのではないのでしょうか。
在宅を選ぶという選択。
とても考えさせられます。
あさひ