【編集後記】アセスメントの重要さ
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ケアマネ試験
一問一答
問題
脊髄小脳変性症は、運動失調を主症状とする原因不明の神経変性疾患であり、リハビリテーションを行ってもADLを維持することはできない。
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答え 誤り
解説
脊髄小脳変性症とは歩行時のふらつきや、手の震え、ろれつが回らない等を症状とする神経の病気です。動かすことは出来るのに、上手に動かすことが出来ないという症状です。主に小脳という、後頭部の下側にある脳の一部が病気になったときに現れる症状です。
脊髄小脳変性症は運動失調を主症状とする原因不明の神経変性疾患ですが、運動能力を維持するリハビリテーションや環境整備によりADLを維持することが重要です。
解説は以上です。
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【編集後期】アセスメントの重要さ
アセスメントから、課題が色々と出てきます。
ある利用者様(認知症のご主人)。
要介護認定を受ける前は、
市から支給されるタクシー券を利用されていたとのこと。
お得なサービスですね。
5000円の無料券が10回分利用出来るのですから。
ただ、認定がおりてしまったら利用できません。
利用者さんの奥様は
「認定しなければ良かった…。」と。
要介護認定後は、介護保険優先になりますので、そのサービスは使えないのですね。
奥様はこう話すのです。
「でもしょうがないわ、まあ大丈夫よ。まだお父さん歩けるし、電車とバスで乗り継いで行くから頑張るわ。リハビリにもなるし」と。
う~ん…。もう夏だし、歩かせるのは大変かもと…。思うわけですよ。
介護サービスで考えられる事。
訪問介護の乗降等介助の可能な事業所に問い合わせして確認。
キロ数で金額が変わってきます。
タクシーよりも少し安いくらい…。+単位数分。
では、介護タクシーは??
有償サービスは??
色々と資源を確認し、考えます。
もし、奥様が大丈夫。と言っているから
サービスを考えなくて
いいや。
ではないのですよね。
話のなかからの問題点を発見する力が必要なのです。
先輩に、その相談をすると、すぐにアドバイスをいただきましたね。
本当に感謝。自分だけではどうしょうもない。
地域性もまだわからないし、資源もまだまだ詳しくない。
わからないままにでずに、持ち帰り確認作業です。
新米ケアマネは、サクサク仕事は進まず、そんな作業があります。
今回はアセスメントの重要さを感じました。
あさひ