【編集後記】成年後見人・市民
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ケアマネ試験
一問一答 成年後見制度について
問題
法定後見制度では、対象者の判断能力の程度によって、後見、保佐の2つの類型に分けられる。
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答え 誤り
解説
法定後見制度には、後見、保佐、補助の3つの類型があり、対象者の判断能力の程度によって、それぞれ、成年後見人、保佐人、補助人が選ばれます。
ちなみに判断能力を欠くものを対象としているのが後見、判断能力が著しく不十分な者を対象としているのが保佐、判断能力が不十分な者を対象としているのが補助です。
解説は以上です。
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【編集後記】成年後見人・市民後見人
この成年後見人。
なれる人とはどんな人?とおもいますよね。
成年後見人になるために、特別な資格は必要ありませんね。親族でもなれますし、弁護士、司法書士、社会福祉士などの専門家が選任される事もあります。
親族が成年後見人等に選任された割合は、20%、弁護士などの第三者が後見人となった割合が80%程度になります。
ただし、次のような方には成年後見人になる資格がありません。
・未成年者
・家庭裁判所で解任された法定代理人、保佐人、補助人
・破産者
・被後見人(本人)に対して訴訟をしている人、または訴訟をした人、並びにその配偶者及び直系血族
・行方の知れない人
最後に
認知症高齢者や一人暮らしの高齢者の増加に伴い、市民後見人の育成をして、見守る目を増やしていくことになっています。
市民後見人とは、市区町村等が実施する養成研修を受講するなどして成年後見人等として必要な知識を得た一般市民の中から家庭裁判所が成年後見人等として選任した方、となります。
市民後見人は、本人と同じ地域で生活している市民であることから、地域の社会資源についてよく把握しており、また本人と同じ生活者として市民目線で職務を行うことにより、きめ細やかな身上保護を行えるという点で強みがあると言えます。
また市民後見人は、ビジネスとして後見事務を行うのではないため、生活保護受給者など、後見報酬をほとんど期待できない案件についても対応可能となるようです。
色々調べてみちゃいました☺️
成年後見制度について、少し知識が深まりましたよ。
親身になってくれる優しい方。
しかも、娘の幼稚園PTA会長さんだったという、別の世界でも活躍者!
繋がりが面白いと思いました。
あさひ