【編集後記】心の疲れをとる技術
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ケアマネ試験2022
問題18
要介護認定について正しいものはどれか。2つ選べ。
1. 要介護認定等基準時間は、実際の介護時間とは異なる。
2. 要介護認定等基準時間は、同居家族の有無によって異なる。
3. 要介護認定等基準時間の算出根拠は、1分間タイムスタディである。
4. 指定居宅介護支援事業者は、新規認定の調査を行える。
5. 認定調査票の特記事項は、一次判定で使用する。
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問題18 解答【1・3】
介護サービスを受けるためには、要支援または要介護の認定を受ける必要があり、この認定調査のプロセスの中で、大きな基準の一つとされるものが「要介護認定等基準時間」です。
「要介護認定等基準時間」は、認定調査の基本調査項目5つの行為に区分にして、それぞれの区分の行為に要する1日あたりどのくらい解除の時間がひつようか?がはじき出されます。
<要介護認定等基準時間の5項目>
- 直接的生活介助(入浴・排泄・食事などの介護)
- 関節生活介助(洗濯、掃除などの家事にかかわる介助)
- 問題行動関連行為(徘徊などによる探索、問題ごとの後始末にかかる行為)
- 機能訓練関連行為(歩行、日常生活の訓練など)
- 医療関連行為(輸液の管理等の診療補助)
「要介護認定等基準時間」は介護の手間(介護に必要な程度)を判断する指標ですね。「実際の介護時間ではない。」と言う事ですね。
1…〇 上記の説明の通り「実際の介護時間」ではありません。
2…× 同居家族の有無によって異なるものではありません。家庭での介護の時間を表すものではありませんね。
3…〇 1分間タイムスタディとはどれくらい介護サービスが必要であるかを判定する際に、介護に要する時間を検討するために使われる判断データのこと。 介護現場での「1分間タイムスタディ・データ」の中から、心身の状況が最も近い人を探し出し、そのデータから要介護認定時間を推測して、要介護度を判定するというものです。
4…× 新規認定の調査は、指定居宅介護支援事業者は行えません。新規の調査を行なうのは市町村と、市町村が委託できるのは、1件・・・〇指定市町村事務受託法人だけですね。更新認定の調査は指定居宅介護支援事業者に委託できます。
5…〇 特記事項は、一次判定で使用しません。一次判定で使用するのは2つ「基本調査」と「主治医意見書の一部」です。特記事項は 二次判定の時の介護認定審査会 で使用します。
解説は以上です。
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【編集後記】心の疲れをとる技術
私はやればできる!というマインドを持っていますが、
心が疲れてしまっては元も子もないです。
無理をしすぎてはいけないのです。
子供は努力した分だけ成績も解くなるし、スポーツも上手くなりますが
しかし大人は無理しすぎは危険です。
このストレス社会。
医療、福祉の業界もいろいろとある事でしょう。
特に人間関係でね…。
例えば無理に力を加えると道具も壊れます。
人間も同じ。無理すると壊れてしまいます。
無理をしている自覚もない事もあります。
毎日仕事に追われ、自分はもっと頑張らなければならない。と真面目な考えの方は沢山いるでしょうね。
そして他の人と比べてしまう。
それでは心も疲れてしまいますね。
心の疲れを取る方法として
①他人と比べない
②動と静のバランスをとる。(普段デスクワークの方は、休日にはアクティブに体を動かす。体を使う仕事の人は、休日は森林浴や、ゆっくりとできる時間をつくる。などして、体のバランスが必要なのです。)
③複数のストレス解消法を持つ事。ちなみに私は(ヨガ・岩盤浴・仕事以外の方と会話・美味しいレストランをみつける)色々と考えていますよ。
④別に無理をしなくても生きていける。最悪、仮に仕事を辞めても保障制度があります。いつでもやり直しができる社会なのです。
⑤健康なだけで良い!
自分の身を守る事は、重要ですね。
ムリをして続けられる仕事はないということです。
とにかく自分の為に休む時間も必要ということですね。
だれに褒められることはない。
自分を大事に、自己肯定感高めていきましょう。
あさひ