【編集後記】TODOリスト 時間術
***********************************
ケアマネ試験2022
問題51 介護保険における通所介護について正しいものはどれか。3つ選べ。
- 利用者の社会的孤立感の解消を図ることは、指定通所介護の事業の基本方針に含まれている。
- 通所介護計画作成後に居宅サービス計画が作成された場合、その通所介護計画が居宅サービス計画に沿ったものであるか、確認する必要はない。
- 通所介護計画の目標及び内容については、利用者又は家族に説明を行うとともに、その実施状況や評価についても説明を行うものとする。
- 利用者は、利用日ごとに異なる提供時間数のサービスを受けることができる。
- 指定通所介護事業者は、指定通所介護事業所ごとに、経理を区分しなくてもよい。
・
・
・
・
・
解答【1・3・4】
1 正しい。通所介護の目的は、生活機能の維持・向上、社会的孤立感の解消、心身機能の維持・向上、家族の身体的・精神的負担の軽減(レスパイトケア)、などがあります。
2 誤り。居宅サービス計画に位置付けられたサービス担当者が作る個別サービス計画は、整合性が必要です。通常は、介護支援専門員が居宅サービス計画を作成し、それに沿ってサービス担当者が個別サービス計画を作成します。設問にあるように、先に通所介護計画が作成された場合に関しては、後から作成された居宅サービス計画と整合性がとれているかどうかを確認する必要があります。
3 正しい。通所介護計画の目標及び内容を、利用者や利用者の家族に説明し、同意を得て交付します。その後は実際に計画に沿ってサービスを提供し、その評価やサービスの実施状況についても利用者や家族に対して説明を行う必要があります。
4 正しい。通所介護のサービス提供時間は、1時間ごとに6つに区切られています。例えば、週に2回、月曜日7〜8時間、金曜日を午後から3〜4時間利用でと、利用者にあった計画を立てます。
5 誤り。経理を全部一緒にはせず、経理に関してはそれぞれの通所介護事業所できちんと区分して行う必要があります。
解説は以上です。
***********************************
【編集後記】TODOリスト 時間術
- 第1領域 重要で緊急なタスク
- 第2領域 重要だが緊急ではないタスク
- 第3領域 重要ではないが緊急のタスク
- 第4領域 重要でも緊急でもないタスク