【編集後記】小さな成功体験
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問題 サービス担当者会議について正しいものはどれか。2つ選べ。
1 特記事項を書いた認定調査員は,出席しなければならない。
2 地域包括支援センターの主任介護支援専門員は,出席しなければならない。
3 利用者が要支援更新認定を受けた場合は,開催するのが原則である。
4 介護予防サービス計画の原案の内容について,担当者から意見を求める。
5 施設サービス計画の原案を作成するため,常に開催しなければならない。
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2016-22
解答3・4
まず前提として、サービス担当者会議の開催は、新規原案作成時、計画変更時、更新認定時、区分変更認定時の4パターンが原則であります。
1…× 特記事項というのは認定調査の際に書くものですね。認定調査員が、サービス担当者会議に関係することはありません。
2…× 地域包括支援センターの主任介護支援専門員は、機関の業務である介護予防支援のサービス担当者会議に出席することはあり得ます。ただ、居宅介護支援や施設介護支援のサービス担当者会議には原則、出席が義務付けられているというものではありません。
3…○ 更新認定の際は、開催するのが原則です。
4…○ プランに位置づけたサービス担当者から、専門的意見を求めることとなっています。
5…× これは誤りになります。サービス担当者会議は、原案作成のために開かれるものではなく、計画担当ケアマネさんが作成した原案の内容適正を検討するために開かれるものになります。開催のタイミングとしては、原案作成後ですね。原案を作成するために開催されるものではなく、原案を練り上げて実際のプランを確定させるために開催されるものです。また、もう一つの見方としては「担当者に対する照会」でもいい、というものです。規定では、「サービス担当者会議の開催、担当者に対する照会等により、当該施設サービス計画の原案の内容について、担当者から、専門的な見地からの意見を求めるものとする」とあります。つまり、必ずしもサービス担当者会議を開催しなくてもいい、ということになります。
解説は以上です。
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【編集後記】小さな成功体験
★★★小さな成功体験を積み重ねる3つの方法★★★
①成功を脇に置いて、成長を感じる
小さな成功体験を積み重ねるためには、「成功」を追い求める姿勢を一旦脇に置いて、目の前の仕事を着実にこなすことで、自分は日々「成長」していると実感することが、結果として成功体験を生むことにつながります。
②「失敗してもいい」と、開き直る
「失敗してもいい」と開き直って行動する人は、新たなチャレンジに対して不安や恐れを感じないため、そうでない人に比べて失敗する確率が大幅に下がるという研究結果も出ています。
③良い結果を繰り返しイメージする
成功しているイメージを頭の中で繰り返しイメージする行為は、言うなれば「ゴールを思い描く」ことと同じ。
つまり、ゴールを見据えて行動を続けることで、次はどのような行動をとるべきかが明確になり、その行為を繰り返すことで成功を手繰り寄せる、というものです。
「自分ならできる」
「やってやれないことはない」
「とにかく前に進もう」
一年後、今よりも改善できていることでしょう。
あさひ
今週のお題「メモ」