2024年度ケアマネ試験
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問題44 介護老人保健施設について適切なものはどれか。3つ選べ。
1.入所者の在宅復帰を目指すことが基本方針として定められている。
2.社会福祉法人は、開設できない。
3.若年性認知症を有する要介護者は、入所することができる。
4.介護支援専門員以外の者でも施設サービス計画を作成することができる。
5.所得の多寡を理由にサービスの提供を拒否することは禁じられている。
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答え：1・3・5
解説：
1…適切。
介護老人保健施設の役割は在宅復帰と自立支援の2つです。
基本方針において｢居宅における生活への復帰を目指すもので
なければならない｣と規定されています。
2…適切でない。
介護老人保健施設を開設できるのは
1:医療法人、2:社会福祉法人、3:地方公共団体、4:その他厚生労働大臣が定める者、の4つです。社会福祉法人は、開設することができます。
3…適切。
要介護者であれば介護老人保健施設に入所することができます。
若年性認知症を有する方も入所ができます。
要件を満たせば加算を算定することもできます。
4…適切でない。
施設サービス計画は、介護支援専門員が作成しなければなりません。
施設サービス計画に基づいて、各専門職が個別にサービス計画を立てます。
5…適切。
空きがない、入院治療が必要等の正当な理由がない場合、
サービス提供を拒否することはできません。所得の多寡は正当な理由にはなりません。
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【編集後記】
以前老健に勤めていました。
老健は在宅復帰を目指すための施設です。
在宅復帰後の生活を見据え、
必要なサービスや支援を検討します。
例えば、排泄方法の選択肢や、
薬の飲み忘れを防ぐ方法、
さらにはインスリン注射の手技が可能かどうかなどを
具体的に考えますます。
どのような課題に対して、改善策を考え、
利用者が安心して在宅復帰できるよう支援していきます。
私は、在宅に帰った後の利用者の暮らしの支援に関われるよう
居宅ケアマネとして働きたいと思ってケアマネになりました。
実際には難しさがあります。
退所した途端、体調を崩しすぐに入院することも。
本当によくありあります。
復帰後自宅での生活のフォローは慎重なものですね。
毎回悩みます…。
あさひ
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