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2024年度ケアマネ試験:問題53 短期入所生活介護

2024年度ケアマネ試験

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問題53 介護保険における短期入所生活介護について正しいものはどれか。3選べ。

 

1.短期入所生活介護計画は、居宅サービス計画を作成した介護支援専門員が作成しなければならない。

2.いかなる場合でも、静養室において指定短期入所生活介護を行うことはできない。

3.利用定員が20人未満の併設事業所の場合、生活相談員は非常勤でもよい。

4.食事内容は、当該事業者の医師又は栄養士を含む会議で検討が加えられなければならない。

5.協力医療機関は、緊急時等に速やかに対応できるよう、指定短期入所生活介護事業所から近距離にあることが望ましいものである。

 

答え:345

解説:​

1…誤り。

短期入所生活介護計画は、管理者が行います。事業所に介護支援専門員の資格を有する者がいる場合には、その者に行わせることが望ましいとされていますので、介護支援専門員でなければならないということではありません。

2…誤り。

介護支援専門員が緊急やむを得ないと認めた場合などの一定の条件のもと専用の居室以外の静養室での受け入れは可能です。

3…正しい。

その通りとなります。常勤換算で利用者の数が100または、その端数を増すごとに1人以上必要であるが、この設問の20人未満の併設型については、非常勤が可能です。

4…正しい。

その通りとなります。短期入所生活介護の基準点検において、食事内容については、当該事業者の医師又は栄養士を含む介護において検討がくわえられている。 

これは、老企25号第3の八の37)の(平成17917日)に定められています。

5…正しい。

その通りです。緊急時の対応として協力医療機関は、指定短期入所生活介護事業所から近距離にあることが望ましいものであること。 緊急時において円滑な協力を得るため、当該協力医療機関との間であらかじめ必要な事項を取り決めておくこと。とされています。

 

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【編集後記】

高齢化が進む中で、お互いに要介護状態ながら

支え合いながら生活するご夫婦の家庭は少なくありません。

 

しかし、片方が病気や入院などで不在になると、

生活そのものが難しくなるケースも多く見受けられます。

 

先日、私が担当するご家庭でも、

奥様が急遽入院され、

ご主人がお一人で生活を続けることが難しくなりました。

 

このような緊急時に、ショートステイを利用することは、

ご本人の安全を確保するだけでなく、

ご家族にとっても大きな助けとなります。

 

施設側としても、

緊急時に対応できる体制を整えているところが多く、

「緊急短期入所加算」という仕組みも活用されています。

 

こうした支援がスムーズに行えるようになるには、

日ごろから施設との信頼関係の構築が欠かせません。

 

また、ご家族が困難な状況に陥ったときには、

安心して頼れる相談窓口があることが大切ですね。

あさひ

 

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