あさひのケアマネ ブログ

ケアマネ試験合格の道へ

2025年ケアマネ本試験:問題25事例問題②【原点に立ち返る】

2025年ケアマネ本試験問題 

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問題25 Aさん(80女性要介護3認知症はない)訪問介護を利用してる。同居している長男から「母は自宅で暮らし続けることを望んでいるが、入浴や夜間の排泄に関する介護の負担が重くなって困っている」との相談があった。そのときの介護支援専門員の対応として、より適切なものはどれか。3選べ。

 

1.Aさんの意向を尊重するためにAさんと長男との話し合いの機会を設ける。

2.長男と相談し、特別養護老人ホームに入所するようAさんを説得する。

3.夜間の排泄について薬の影響はないか、Aさんの同意を得てかかりつけの医師に意見を求める。

4.保健医療サービスの知識等近所の認知症対応型共同生活介護に照会し、空室があれば、速やかに予約する。

5.Aさんの希望を改めて確認したところ、他者との交流も望んでいたので、通所介護の利用を提案する。

解答135

【解説】​

1…適切。利用者本人の意向を尊重することは基本です。ご家族にご本人の意向を伝える機会を設けることは適切です。

2…適切でない。問題文に「母は自宅で暮らし続けることを望んでいる」とあります。ご本人の意向を無視して、家族の意向で入所を決め、説得することは適切ではありません。

3…適切。問題文に「入浴や夜間の排泄に関する介護負担重くなって困っている」とあります。薬の影響も考えられるため、ご本人の了解を得て、主治医に意見を求めることは適切です。

4…適切でない。ご本人は自宅での生活を望んでおられます。こ本人の了解なく、速やかに予約することは不適切です。そもそも医師の診断のもと認知症がないと利用できない

5…適切。ご本人の希望を改めて確認することは、本当の気持ちを確かめる上でも適切です。他者との交流目的で通所介護を選択することは適切と言えます。

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✏️編集後記

原点に立ち返るとき

事例を読むと、ふと立ち止まる瞬間があります。
「自分の支援は、本当に利用者のためになっているのだろうか」と。

ケアマネジャーの研修では、「介護支援専門員 倫理綱領」というものを学びます。
これは、ケアマネがどんな考え方で、どんな姿勢で支援に向き合うべきかを示した指針。
いわば、私たちの“職業としての道しるべ”です。

その中には、こんな一文があります。

 

「私たち介護支援専門員は、個人の尊厳の保持を旨とし、利用者の基本的人権を擁護し、
その有する能力に応じ、自立した日常生活を営むことができるよう、利用者本位の立場から支援していきます。」

 

介護保険法の理念にも通じる言葉です。

 

支援に迷ったとき、私はこの倫理綱領を読み返すようにしています。
「誰のための支援なのか」
「今の判断は、利用者本位といえるだろうか」

 

そんな問いを投げかけると、不思議と自分の中に“軸”が戻ってくる気がします。
日々の業務に追われる中でも、時々この原点を思い出したいものです。

 

あさひ

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