
2025年ケアマネ本試験問題
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問題35 感染症について適切なものはどれか。3つ選べ。
1.エタノール濃度70%以上95%以下の消毒液は、新型コロナウイルスの消毒に有効である。
2.ノロウイルス感染者の吐物には、ノロウイルスが含まれていることがある。
3.高齢者に対する肺炎球菌ワクチンは、重症な肺炎の予防に有効である。
4.B型肝炎は、ワクチンで予防することはできない。
5.感染防護具であるエプロンやガウンは、節約のためできるだけ使い回しをする。
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解答1・2・3
1…適切。厚労省よりアルコール濃度70%以上95%以下のエタノールを用いて消毒を行うことも有効とされています。
2…適切。ノロウィルスに感染した人の吐物や便には大量のウィルスが含まれています。感染拡大の大きな原因となる可能性があります。処理には、使い捨ての手袋やマスク、エプロン、ガウンを使用し感染防止に十分注意する必要があります。
3…適切。肺炎球菌感染症は、気管支炎、肺炎、敗血症などの重い合併症を起こす可能性があります。しかしながら肺炎球菌ワクチンを接種することで重症化を防ぐ効果があります。
4…適切でない。B型肝炎ウィルスワクチンによって肝炎など重篤な疾患の予防ができます。生後2ヶ月から接種を行います。
5…適切でない。設問2で説明したように、感染拡大を防止するために、処理には使い捨ての手袋、マスク、エプロン、ガウンを使用し、感染防止に十分に気をつけなければいけません。
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✏️編集後記 「理想と現場のギャップ」
研修に参加してきました。「手指衛生の5つの瞬間」。
感染予防の要であり、医療・介護の世界では“これが基本”とされます。
もちろん大事なのはわかっている。
患者・利用者を守り、自分自身を守り、感染を広げないために必要なこと。
…でも、現場の声はこうです。
「そんなに毎回できるかーーー!!」
たしかに理想はわかるんです。
患者に触れる前、無菌操作前、体液曝露後、触れた後、環境に触れた後…
消毒のタイミングは全部で5つ。
でも現実の介護現場はこうです:
・1人終わったら次の人
・食事介助が何人も並ぶ
・トイレ誘導が立て続く
・ナースコール鳴る
・「ちょっと待ってくださいね」が積み重なる
そして気づけば…
「あれ?今どこで手指消毒したっけ…?」
まるで手指衛生との鬼ごっこ。
手洗い場は遠い。
アルコールは切れる。
ゴム手袋は品薄。
動線はめちゃくちゃ。
それでも感染対策は待ってくれない。
これが、介護現場のリアルです。
だからこそ、ルールを掲げるだけではなく
「どうすれば現場でできるか」を一緒に考えていきたい。
・アルコール設置を増やす
・動線に手指衛生ポイントを作る
・複数ケア前後の“まとめ消毒”をルール化
・介助動作とセットにして習慣化
・声掛け合いできる雰囲気づくり
完璧じゃなくても、ゼロよりいい。
ちょっとずつ、現場でできる形に。
手指衛生の目的はただ一つ。
利用者さんを守り、自分も守ること。
現場のリアルは大変すぎるけれど、
「できる形」で、続けていける仕組みを一緒に作っていきたいものです。
あさひ
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