あさひのケアマネ ブログ

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2025年ケアマネ本試験:問題39臨始期【命の余韻に触れる】

2025年ケアマネ本試験問題 

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

問題39 臨死期の徴候について、より適切なものはどれか。3選べ。

1. 規則正しいリズムの呼吸​

2. 意識レベルの低下​

3. 四肢冷感​

4. 尿量増加​

5. 喘鳴​

解答235

【解説】​

1…適切でない。
臨死期には、さまざまな症状やサインがみられます。つじつまの合わない発言などの意識障害、息切れ・息苦しさ、喘鳴や痰の絡み、呼吸リズムの変化、口の渇き、発熱、チアノーゼなどが代表的です。
特に臨死期には「チェーンストークス呼吸」と呼ばれる、小さく速い呼吸→大きく深い呼吸→無呼吸を繰り返す不規則な呼吸がみられます。規則的な呼吸ではないため、この設問は×となります。

2…適切。
亡くなる直前には、意識レベルが徐々に低下していきます。しかし、反応がなく見えても“聴覚は最後まで残る”といわれています。普段通りに声をかけたり、手や足を優しくさすったりして、安心できるように関わることが大切です。

3…適切。
臨死期では血圧が低下し、血液の流れが悪くなるため、手足が冷たくなったり、唇や爪が紫色になる「チアノーゼ」がみられることがあります。​

4…適切でない。
死期が近づくと、内臓や腎臓の働きが低下するため、尿量は次第に少なくなります。水分を体外に出すことが難しくなることで、体内に水分が溜まり、全身にむくみ(浮腫)が出ることもあります。​

5…適切。

死亡の数時間前から数日前にみられる「ゼーゼー」という呼吸音は、吸気・呼気のたびに咽頭喉頭部の分泌物が振動して生じるものです。気道内にたんが溜まることで起こり、いわゆる終末期の特徴的な徴候一つです。 また、呼吸が止まる直前には下顎呼吸られることがあります。肩や顎だけが上下して、喘いでいるように見える呼吸で、これも臨死期にしばば認められます。

 

​※臨死期症状③

①チェーンストークス呼吸​

②下顎呼吸​

③チアノーゼ

 

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✏️編集後記

臨死期に立ち会う時間には、
どこか特別な静けさがあります。

何度か私にも、立ち会った経験があります。

 

でもその静けさの中にも、
その人らしさがふっと顔を出す瞬間があって、
思わず胸がゆるむことがあります。

 

呼吸がゆっくりになり、
手を握ると返ってくる力も少なくなっていく中で、
家族が「ありがとうね」と声をかける。

 

そのとき、ほんのわずかに眉が動いたり、
口元がきゅっと上がったように見えたりして、
「まだ聞いてるんだな…」
そんな気配を感じることがあるんです。

 

家族が涙の中で小さく笑って、
「お父さん、最後までやさしいね」とつぶやく。
私も心の中で静かにうなずく。

 

悲しいだけじゃない。
でも明るく笑う場面でもない。

 

ただ、その人が最後まで“その人らしく”いて、
まわりの人がそれをそっと受け取るような、
静かで温かい時間。

 

臨死期に立ち会うというのは、
命の終わりを見つめながら、
その人の人生の余韻に触れる時間でもあるのだと思います。

 

あさひ

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