あさひのケアマネ ブログ

ケアマネ試験合格の道へ

2025年ケアマネ本試験:問題45介護医療院【制度変更の波の中で】

2025年ケアマネ本試験問題 

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問題45 介護医療院について、より適切なものはどれか。3つ選べ。​

1. 要介護者が居宅において生活を営むことができるようにするための支援を行う施設と定義されている。​

2. 入所対象者には、病状が比較的安定期にあり、身体合併症を有する認知症高齢者も含まれる。​

3. 介護支援専門員を置かなくてよい。​

4. 入所者のためのレクリエーション行事を行うよう努める。​

5. ユニットケアを行うユニット型もある。

 

答え:2・4・5​

解説

1…適切でない。

介護医療院は「長期療養が必要な要介護者」が入所する施設と定義されています。

介護保険法においては「介護医療院とは、要介護者であって、主として長期にわたり療養が必要である者に対し、施設サービス計画に基づいて、療養上の管理、看護、医学的管理の下における介護及び機能訓練その他必要な医療並びに日常生活上の世話を行うことを目的とする施設」と定義されています。

「要介護者が居宅において生活を営むことができるようにするための支援を行う施設と定義されている」というのは老健のことです。

老健は「在宅復帰」と「在宅療養支援」が目的です。

介護医療院と老健の違いを押さえておきましょう。

2…適切。

介護医療院は、医療依存度の高い高齢者を対象にⅠ型(重篤な身体疾患・身体合併症を伴う認知症高齢者)とⅡ型(比較的容体が安定した者)に区分され、あくまでも介護保険施設であるため入院レベルの対応は想定されていない施設です。

3…適切でない。

介護医療院には、介護支援専門員(ケアマネジャー)の配置が必要です。
そのほか、施設の形態によって細かな違いはありますが、
入所者の医療と生活を支えるために、次の専門職の配置が求められています。

  • 医師

  • リハビリ専門職(PT・OT・ST)

  • 薬剤師

  • 看護職員

  • 介護職員

  • 栄養士または管理栄養士

  • 介護支援専門員(ケアマネジャー)

多職種がチームとして関わることで、医療と生活の両面から入所者を支える体制となっています。

4…適切。

運営基準において「介護医療院は、適宜入所者のためのレクリエーション行事を行うよう努めるものとする」と定められています。

5…適切。

ユニット型介護医療院とは、入所者の生活を“少人数のまとまり(ユニット)”で支える施設形態です。
個室を基本とし、約10人前後の入所者が一つのユニットとして生活します。
そのユニット内には共同のリビングや食堂があり、
家庭に近い落ち着いた雰囲気で、個別ケアや生活の質(QOL)を高めることが目的です。

また、1ユニットの定員は「10人以下、15人を超えない」と定められています。

 

解説は以上です。

 

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✏️編集後記

療養型病院から介護医療院へ移行した施設で働く看護師さんにお話を聞いてみると、
「利用者さんの生活はこれまでとほとんど変わらないけれど、制度が変わった分、
基準や書類、システム対応がとにかく増えて大変なんですよ」と、
少し苦笑いしながら教えてくれました。

 

現場の空気感やケアの距離感は変わらないのに、
制度だけが大きく変わっていく・・・
そのギャップの中でスタッフの方々が工夫して働いている姿が浮かびます。

 

介護医療院という名前はよく聞くのに、
実際の暮らしぶりや雰囲気は、関わらないとなかなか見えてこないものですね。
私自身も見学のチャンスが少ないので、
「今度またゆっくり話を聞かせてくださいね」とお願いして帰ってきました。

 

次に聞くお話が、また学びのきっかけになりそうです。

あさひ

 


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