
2025年ケアマネ本試験問題
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問題50
介護保険における訪問介護について正しいものはどれか。3つ選べ。
1. 訪問介護は、その利用者が可能な限りその居宅において、その有する能力に応じ自立した日常生活を営むことができるよう援助を行うものである。
2. 利用者の同居家族等に障害や疾病がなくても、その他の事情により、家事が困難である場合には、生活援助を利用することができる。
3. 事業所は、訪問回数が少ない利用者には、訪問介護計画を作成しなくてもよい。
4. 事業所のサービス提供責任者には、特段の資格要件はない。
5. 事業所のサービス提供責任者には、サービス担当者会議への出席等により居宅介護支援事業者との連携を図ることが業務として位置付けられている。
・
・
・
答え
解説
1・2・5
1…正しい。
訪問介護の基本方針になります。全文を覚えていなくても判断できる設問でした。参考までに基本方針の全文になります。
【訪問介護・基本方針】
要介護状態となった場合においても、その利用者が可能な限りその居宅において、その有する能力に応じ自立した日常生活を営むことができるよう、入浴、排泄、食事の介護その他の生活全般にわたる援助を行うものでなければならない。
2…正しい。
訪問介護の内容は、1:身体介護、2:生活援助、3:通院等乗降介助の3つに区分され、調理や洗濯、掃除といった家事を行う生活援助に関しては、一人暮らしの利用者が対象となります。しかし、利用者が家族と同居していても、家族等に障害、疾病等がある場合、もしくは同様のやむを得ない理由がある場合は、生活援助を利用することが認められています。その「その他のやむを得ない事情」として、家族が仕事や出産などで一時的に不在、または対応が困難な場合にも当てはまりますね。つまり、同居していても“家族が家事を担えない状況”なら、生活援助は利用できます。
3…誤り。
訪問介護計画は、訪問回数の頻度に関わらず作成することが義務付けられています。ちなみに作成するのは、「サービス提供責任者」ですね。
4…誤り。
サービス提供責任者は、訪問介護計画の作成の他にも、担当のケアマネジャーとの情報交換や、サービス担当者会議へ出席して、居宅介護支援事業者や多職種と連携を図ること等が求められます。このような業務を担当することから、以下の資格要件が定められています。【介護福祉士、実務者研修修了者、旧介護職員基礎研修課程終了者、旧訪問介護員1級課程終了者】
5…正しい。
設問4でも触れましたが、サービス提供責任者は、サービス担当者会議への出席等により、居宅介護支援事業者と連携を図らなければならない、と定められています。
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✏️編集後記
― 迷うからこそ、ケアマネの仕事は深い ―
今回の2番の設問で、「原則は一人暮らし」と覚えていたがゆえに悩んでしまった受験生がいました。
その気持ち、すごくよくわかります。
原則は正しいのに、問題文に柔軟さが求められると迷ってしまう――これは多くの受験生が経験するところです。
そして実は、ケアマネの実務に就くと、この“迷い”はさらにリアルに感じるようになります。
生活援助は原則として「一人暮らし」が対象ですが、現場では原則だけでは判断できないケースが山ほどあります。
たとえば
夫婦で同居しているけれど、夫婦仲が悪くて家事の協力が得られない。
事実婚のパートナーはいるけれど、毎日一緒に生活しているわけではない。
家族がいるといっても、“実際に家事を担えるとは限らない”状況は珍しくありません。
ケアマネとして実務に就くと、こうしたケースに直面し、「どうしたら利用者さんの生活が守られる?」と本気で悩みます。
そしてサ責さんと一緒に、事実関係と制度の線引きを一つずつ丁寧に考えていくのです。
ただし、忘れてはいけない大切なポイントがあります。
「その他の事情」で生活援助を認める場合は、必ず保険者に確認し、了承を得ること。
ここを曖昧にしたまま判断することはできませんし、「なんとなく」で進めるのは非常に危険です。
制度の“原則”があり、現場には“現実”がある。
その狭間で判断に迷うことこそ、ケアマネの仕事の難しさであり、同時に奥深さでもあります。
試験で原則をしっかり押さえることは大事。
でも実務では、その裏側にある利用者や家族の事情まで丁寧に汲み取る。
ケアマネとしての視点は、そこから始まっていくのだと思います。
あさひ
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