2024年度 介護支援専門員試験 問題1
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問題1
わが国の近年の介護を取り巻く状況の説明として適切なものはどれ
1 介護を要する高齢者を同居している高齢者が介護する「老老介護」
2 育児と介護を同時に担う「ダブルケア」が課題となっている。
3 「ヤングケアラー」への支援が課題となっている。
4 介護者が仕事と介護を両立できるよう、
5 特別養護老人ホームなどの老人ホームでの死亡者数は、
・
・
・
・
答え:2・3・4
1…適切でない。
老老介護は減少傾向ではなく、増加傾向にあります。
比較的簡単に解けたのではないかと思います。
老老介護とは、
介護する側も高齢であるため、
厚生労働省による2022年の調査では、
2…適切。
ダブルケアとは、
子育てと親の介護を同時にする世帯が増加しています。
3…適切。
ヤングケアラーとは、 18歳未満の子が、
介護保険の対象者である高齢者についても、
2024年の居宅介護支援の改正においても、
4…適切。
介護休業は、要介護状態になった家族を介護するために取得する長期間の休暇制度です。 介護休暇では、1日や半日単位で取得しますが、介護休業は数週間や数カ月単位で利用します。 介護休業は、介護休暇よりも長期で休暇がとれるため、家族の介護に専念できるでしょう。 休業は年間通算93日取得でき、3回まで分割して取得可能です。
介護休暇や介護休業が制度化されることによって、
5…適切でない。
介護老人福祉施設などの老人ホームでの死亡者数は、
国民の63.5%が「
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あさひのコラム
社会問題として「ヤングケアラー」は今回の問題でも
でましたね。
あ、やはり出たか。と少し予想していました。
本来、大人が担うような介護や世話を日常的に行うことで
子どもらしく生きることが困難な状況に追い込まれている人もおり、
それが友人関係や学校生活、進学、就職活動などにも
影響を及ぼしているのです。
そんなヤングケアラーの中には、
障害者を兄弟・姉妹に持つ「きょうだい児」がいるのです。
障害者の兄弟の世話をしたり、
親の目が自分に向かないことを我慢したりと、
幼い頃から苦しみを抱えていることが少なくないと
仲間の講師からもともとは
障害の兄弟がケアをしていることが
問題となっていると聞きました。
切実な問題ですね。
最近では、地域での研修も行われていますね。
ケアマネとしても
深く考えさせられるなと思いました。
あさひ
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