【編集後記】ケアプランデータ連携システム
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ケアマネ試験
問題 要介護認定について正しいものはどれか。2つ選べ。
1 主治の医師の意見は,介護認定審査会に通知しなければならない。
2 介護認定審査会の意見は,主治の医師に通知しなければならない。
3 介護認定審査会の審査友び判定の結果は,介護支援専門員に通知しなければならない。
4 要介護認定等基準時間は,1日当たりの時間として推計される。
5 要介護認定等基準時間の推計の方法は,都道府県の条例で定める。
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解答1・4
1…正しい 介護認定審査会は、主治医意見書、基本調査(一次判定含む)、特記事項の3つを元に審査・判定を行います。それでは判断がつかない場合には、主治医や認定調査員、家族や利用者さんといった関係者を呼んで状況の確認を行うこともあります。
2…誤り 介護認定審査会の意見は、主治の医師に通知されるものではありません。介護認定審査会は、認定有効期間や被保険者に必要(不必要)な療養について意見を付すことができます。この意見は市町村に通知され、その内容を踏まえて市町村が認定を行います。
3…誤り 介護認定審査会の下す判定のことを二次判定といいます。この二次判定は保険者である市町村に通知され、市町村はその結果をもとに認定をします。二次判定の結果は、介護支援専門員に通知されるものではありません。
4…正しい 認定調査員によって調査された基本調査の結果の内容を踏まえて、要介護認定等基準時間が算出されます。これは1日の介護に必要となる時間を推定したものです。1分間タイムスタディデータによる樹形モデルという特殊な算出方法を使って割り出される時間です。
5…誤り 全国一律です。前述した通り、1分間タイムスタディデータによる樹形モデルという特殊な算出方法を使って割り出されます。
解説は以上です。
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【編集後記】ケアプランデータ連携システム
厚生労働省は6日、居宅介護支援事業所と他の介護サービス事業所によるケアプランなどのやり取りをオンラインで効率化する「ケアプランデータ連携システム」について、来年4月から本格的に稼働すると発表しました。
先日、その内容のzoom研修にも参加したのですけどね、
その内容はというと
「ケアプランデータ連携システム」の整備は、介護職の事務負担の軽減に向けた国の施策の一環。
毎月のケアプランやサービス提供票・利用票(予定・実績)などの共有を、FAXや紙の手渡し、郵送などで行う事業所が少なくない現状を改める狙いがあると。
これを4月からの本格稼働につなげていくスケジュールを公表。
「ケアプランのデータ連携で業務効率化とコスト削減が期待できる。手書き・印刷してFAXや郵送などでやりとりしていた書類を、データで送受信できるようになる」と言うのですが、いったいどう変わっていくのでしょう。
行く手間もなくなる、通信費が浮くだろうとのことですが、
なんだか、淋しいですよね。
事業所とのリアルに顔合わせや、どんなスタッフがいるだろう。とか。
事業所のスタッフの対応だとか信頼関係の構築もあると思いますがね。
介護の世界もはICTに変化です。
ついていけるかな…
リアルもアナログも良い場合があるのではないのでしょうかね。
あさひ