あさひのケアマネ ブログ

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【ミスをなくす方法】ケアマネ試験 高齢者の特徴

【編集後記】ミスをなくす方法

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問題 次の記述について,より適切なものはどれか。3つ選べ。

 

1 老年症候群では,高齢期において生活機能の低下がみられる。

 

2 高齢者では,身体的な衰えや機能障害,慢性疾患の罹患,家族との死別などにより抑うつが高頻度にみられる。

 

3 高齢者では,エネルギーの消費が多くなるため,食欲が増す。

 

4 高齢者では,若年者に比べて体内水分貯蔵量が少なく,口渇も感じにくいため,脱水のリスクが高い。

 

5 内耳から大脳に異常があるために生じる難聴を,伝音性難聴という。

 

2020-26
 解答 1・2・4
1…○ 老年症候群とは、高齢者に多くみられ、高齢期の生活機能を低下させ、さらにQOLを低下させる症状・病態をいいます。具体的には、意識障害・せん妄・抑うつ・認知機能障害・脱水・便秘・低栄養・めまい・ふらつき・フレイル・サルコペニア廃用症候群・転倒・嚥下障害・誤嚥 があります。
2…○ 高齢者に抑うつは身体的要因、社会心理的な要因のため高頻度でみられています。
3…× 高齢者ではエネルギー消費量は減少し、食欲が減退するほうが一般的です。原因としては、①運動量・活動量の低下②味覚・嗅覚の変化③視力の低下④認知機能の低下⑤孤独感や不安などによる食欲不振が挙げられます。
4…○ 加齢とともに見られる変化として、水分を蓄えるための筋肉が減少して、体内の水分量が少なくなる、腎機能低下により、尿量が多くなる、喉の渇きを感じにくくなるがあります。そのため、脱水のリスクが高まります。脱水の症状は、吐き気、頭痛、倦怠感、しびれ、意識レベルの低下、体温上昇、頻脈、頻呼吸などがあります。

5…× 難聴は2種類あります。①伝音性難聴と②感音性難聴です。伝音性は、外耳~中耳にかけて異常あり、音信号が伝わりにくくなります。感音性は、内耳~大脳にかけて異常があるために生じる感覚細胞の機能低下による難聴で、高齢者は後者の感音性難聴が多く見られます。

解説は以上です。

 

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【編集後記】ミスをなくす方法

最近ですね…

忘れっぽい事が多いです。

予定していた事を明日だと思ってしまったり、

書類を一部提出を忘れてしまったり。

 

マルチタスクをしていると、いい加減に仕事をしてしまったり

うっかりメモをとらずに記憶にだけとどめたり

してしまう事がありますよね。

 

ミスの原因は、

その人の記憶からなくなっているから起きた、という共通点があることが分かります。

 

やはり一番の対策はメモや付箋を活用することです。

特に何日の何時までに提出する書類があったり、

連絡をする必要があるという場合には付箋を使い、

常に目の届くところに貼っておくことが良いですね。

 

ふとした時に同じ情報が目に入り脳が認識すれば

無意識に重要な情報として認識されます。

 

忘れっぽい人は、普段からその日一日の出来事を振り返り、

あんなことをした、と記憶を探ってみるのも効果的です。

 

そして同じミスをくりかえしてしまう場合は、

今度同じ失敗をした時に

厳しく指導してもらうよう頼んでおくのもいいでしょう。

 

人は何か強い感情を伴う出来事を経験したときは強く記憶に残りやすいです。

今とてもそう思います。強く言われたくないですけどね。

 

あなた自身もなにか不快な思いを味わったり、

悲しいことや嬉しい出来事があったときはなかなか忘れないですよね。

 

なのでもしも同じ失敗を繰り返す時は、

場合によっては容赦なく指摘をしてもらうことで、

次回は絶対に失敗せずにやってみせるぞ!

という意気込みになりますね。

 

あさひ

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