【編集後記】物語の大きな変化
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問題 58 成年後見制度について正しいものはどれか。 3つ選べ。
1.成年後見人の職務には、身上保護 (身上監護) と財産管理が含まれる。
2.後見開始の申立は、本人の所在地を管轄する地方裁判所に対し行わなければならない。
3.成年後見制度の利用の促進に関する法律では、国の責務が定められている。
4.法定後見制度は、本人の判断能力の程度に応じて、後見と補助の2類型に分かれている。
5.成年後見制度利用促進基本計画では、権利擁護支援の地域連携ネットワークづくりが必要とされている。
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解答【1・3・5】
1…〇
成年後見人の職務は、主に「財産管理」と「身上監護」に分けられますので、これは○となります。財産管理とは、本人に代わって財産を管理し、それを本人のために使用していくこと。身上監護とは、介護契約や施設入所契約・病院入院手続き等の行為を本人に代わって行うことです。
2…×
成年後見制度の実施機関は、「家庭裁判所」になりますので、成年後見制度を利用したい場合は、実施機関である家庭裁判所に対して後見開始の申し立てを行います。地方裁判所ではなく「家庭裁判所」ですので、この設問は誤りになります。ちなみに、申し立て(後見開始の審判請求)ができるのは、本人、配偶者、四親等内の親族、市町村長などになります。
3…〇
成年後見制度の利用の促進に関する法律(成年後見制度利用促進法)第4条に国の責務が定められています。「第四条(国の責務):国は、前条の基本理念にのっとり、成年後見制度の利用の促進に関する施策を総合的に策定し、及び実施する責務を有する。」
4…×
法定後見制度は、判断能力の程度に応じて、「後見」「保佐」「補助」の3類型に分かれています。「後見」類型の対象者は、判断能力を欠く常況にある人が対象となります。「保佐」類型の対象者は、判断能力が著しく不十分な人が対象になります。
5…〇
閣議決定された第二期成年後見制度利用促進基本計画では、地域共生社会の実現という目的に向け、本人を中心にした支援・活動における共通基盤となる考え方として「権利擁護支援」を位置付けた上で、権利擁護支援の地域連携ネットワークの一層の充実などの成年後見制度利用促進の取組をさらに進めることとなっています。
解説は以上です。
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【編集後記】物語の大きな変化
昨日の忘年会では、新社長のご挨拶から始まりました。
この会社はお父様の代からはじまり、
個人事業主として、数名ではじめたと
今では人数も60名以上の職員となり
今では株式会社へと
大きく発展されています。
新しいビジョンも決まり
新しいものがたりの始まりですね。
ワクワクするような
進化のある会社になる予感がします。
そんな会社の仲間に入れている事、
嬉しい気持ちになりました。
とにかく沢山食べ過ぎて、
子供達も参加できて
良い忘年会でした~♪
あさひ
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