【編集後記】ケアマネ試験合格発表!
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ケアマネ試験2022
問題24
問題24 Aさん(80歳 女性、要介護2)は、長女(50歳 障害支援区分3)との二人暮らしである。Aさんは、変形性股関節症の悪化に伴い、自宅の浴槽で入浴することが難しくなり、通所介護での入浴を希望している。しかし、長女はAさんの姿が見えなくなると不穏になるので、「長女を一人にするのが不安だ」とAさんから介護支援専門員に相談があった。この時点における介護支援専門員の対応としてより適切なものはどれか。3つ選べ。
- Aさんと長女の同意を得て、長女を担当する相談支援専門員に現状を伝える。
- 浴室の改修のため、直ちに施工業者を訪問させる。
- Aさんと長女が一緒に通所利用できる共生型サービス事業所の情報を収集する。
- Aさんがすぐに入所できる特別養護老人ホームを探す。
- Aさんの変形性股関節症の症状の改善の可能性について、本人の同意を得て主治医に意見を求める。
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問題24 解答【1・3・5】
この問題も事例問題ですので、○×ではなく、より適切かを考えていきましょう。
1…適切である。本人と長女の同意を得てから、長女の相談支援専門員に現状を伝えることは必要ですね。ちなみに相談支援専門員とは障害のある人の全般的な相談支援を行います。
2…適切でない。自宅の浴室を改修すれば入浴できるのかアセスメントが必要になります。直ちにというのは、適切ではありませんね。本人、家族でよく検討してから施工業者を訪問または依頼してもらう事になります。
3…適切である。共生型サービスとは、「介護保険」か「障害福祉」のどちらかの指定を受けている事業所が、 もう一方の制度の指定も受けやすくすることを目的とされています。なので、情報収集していく必要があります。
4…適切でない。長女さんがAさんの姿が見えなくなると不穏になり、長女を一人にするのが不安になるので、すぐ入所するという事ではなく、まずは在宅で暮らしていける方法を考えるべきです。
5…適切である。Aさんのこれからの関わっていく上で、変形性股関節症の程度、症状を主治医に意見を求めていく必要があります。
解説は以上です。
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【編集後記】第2回実務研修予習講座
昨日、私達の企画する講座がありました。
参加された人数は40名ほど。
感謝です。
内容はICFとZoomについて。
1月から始まる、実務研修には必須となる内容です。
そして、12月2日には
令和4年度ケアマネ試験合格発表
合格出来ているはず!と思っていても…
自分の番号があるのか不安になりますよね。
皆様の笑顔が楽しみです。
来月も同じ内容の講座ががあります。
事前に学ぶ事で、他の方よりも一歩先へ
「実務研修予習講座 最終回」
日時
12月24日(土)
21時~22時15分程度
まだまだ、予約受け付けております。