【編集後記】聞き方でうまくいく!
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ケアマネ試験2022
問題35 次の記述のうち適切なものはどれか。3つ選べ。
- 居宅介護支援事業所から病院への情報提供のため、入院時情報提供書が使われることがある。
- エビデンス・ベースド・メディスン(Evidence Based Medicine :EBM)は、根拠に基づく医療のことである。
- 介護支援専門員は、患者自身が治療法を選択する際に、第三者的な立場から助言してはならない。
- 介護支援専門員は、退院前カンファレンスに参加することが望ましい。
- チームアプローチでは、住民によるボランティア活動を含まない。
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問題35 解答【 1・2・4 】
1…適切。利用者が入院した際、速やかに居宅介護支援事業所から主治医(かかりつけ医)に情報提供を行った場合に、入院時情報連携加算が算定できます。
2018年4月改正より訪問は別として、より早く情報を提供することをメインとしており、3日以内に提供すると加算(Ⅰ)が算定できることとなりました。入院から(Ⅰ)は3日以内に、(Ⅱ)は7日以内に必要な情報を提供
・情報提供の方法は問わない(様式は任意)
・利用者1人につき月1回を限度。1ヶ月の間に2回入院した場合も1回のみ算定。他の医療機関にした場合も同様居宅介護支援事業所から病院へ情報提供のため、「入院時情報提供書」が使われることがあります。
2…適切。 EBMは、「Evidence-Based Medicine」の略称で、「根拠に基づく医療」を意味します。具体的なデータ、客観的な結果が出ている方法など、信頼できる根拠がある治療方法を選択し、患者に合わせた治療をするためにEBMは重要です。
ちなみにNBMとは、「Narrative Based Medicine」の頭文字をとったもので、物語と対話に基づいた医療と解釈されます。
3…適切でない。介護支援専門員は、患者自身が治療法を選択する際に、第三者的な立場から助言することはできます。
選択する事が困難な方はいます。信頼関係が整ったケアマネは相談を受ける事はよくあります。医療機関の選択、生活状況など考え、適切な助言は必要とされています。
4…適切。退院前カンファレンスは、退院予定の患者様で、自宅での療養に在宅サービスを利用する必要のある場合に開催します。介護支援専門員は、参加することが望ましいです。
目的は患者情報を在宅サービスの担当者へ提供することです。 在宅サービスを実施するために必要な情報の収集や意見交換ができ、また顔を合わせることで、疑問点が生じた場合でも問い合わせをしやすい環境づくりができます。
5…適切でない。チームアプローチでは、フォーマルサービスだけではなく、インフォーマルサポートである住民によるボランティア活動を含みます。
解説は以上です。
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【編集後記】聞き方でうまくいく!
人は基本、しゃべりたい方が多いですね。
特に女性は・・・(笑)ずーっとしゃべっていられる!!
おしゃべりって楽しいですものね。
聞いてもらえるのってストレス発散にもなりますしね。
ということで聞き方上手な人って、話がうまいという事ではないのですよね。
でもなんだか安心感がある。
誰にでもできちゃう聞き方上手な方法6つお伝えします。
①表情・・・初対面では、まず先に笑顔を出す。もちろん相手の感情に合わせてです。
②うなずき・・・あなたを肯定していますよ。という意味です。
③姿勢・・・前傾姿勢でのめり込むように聞く姿勢。
④スマホ・・・見えないところにおいておきます。
⑤笑い・・・相手の話に笑う事ができるか。
⑥感嘆と称賛・・・へえ~。おー。 すごい!いいね! など。
聞き方上手な人は自分があまり話さないので、それだけ成長できる人なのでしょうかね・・・。
この姿勢を少し取り入れてみようと思います。
あと、お笑いのさんまさんも、実は聞き方上手なんですってね。
リアクションが素晴らしい!なるほど!と思いました。
それでは今日も一日頑張っていってらっしゃい~!!
あさひ
12月最終回!!
【実務研修予習講座】