あさひのケアマネ ブログ

ケアマネ試験合格の道へ

【脳疲労】ケアマネ試験 包括以外に委託可能なもの 2016-4

【編集後記】脳疲労

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ケアマネ試験

問題4 包括的支援事業のうち、地域包括支援センター以外に委託できる事業として正しいものはどれか。2つ選べ。

1 総合相談支援事業

2 権利擁護事業

3 認知症総合支援事業

4 包括的・継続的ケアマネジメント支援事業

5 在宅医療・介護連携推進事業

2016-4

​​解答3・5

包括的支援事業は2006年にはじまりました。現在、包括的支援事業は7つの柱がありますが、そのうち3つは2006年にはじまっています。

そして2014年改正において4つが加わりました。

2006年にはじまった3つはこれです。【1:総合相談支援事業】【2:権利擁護事業】【3:包括的・継続的ケアマネジメント支援事業】

2014年改正で加わった4つはこれです。【4:在宅医療・介護連携推進事業】【5:認知症総合支援事業】【6:地域ケア会議推進事業】【7:生活支援体制整備事業】

2006年にはじまったものに関しては、委託する際は一括して地域包括支援センターに委託しなくてはならないと規定されています。

2014年改正で加わったものに関しては、そういった規定は特に設けられていません。つまり、地域包括支援センター以外のところに委託することが可能ということです。よって、3と5が正解肢となります。

1…× 総合相談支援事業は、一括して地域包括支援センターに委託しなくてはならないものです。

2…× 権利擁護事業は、一括して地域包括支援センターに委託しなくてはならないものです。

3…〇 認知症総合事業は、地域包括支援センター以外のところに委託することが可能です。

4…× 包括的・継続的ケアマネジメント支援事業は、一括して地域包括支援センターに委託しなくてはならないものです。

5…〇 在宅医療・介護連携推進事業は、地域包括支援センター以外のところに委託することが可能です。

 

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【編集後記】脳疲労

休日にしっかり休んだのに、なかなか疲れが取れない…そんなことを感じたことはありませんか?
疲労といっても仕事・人間関係・運動・育児など、いろいろな疲れがありますが、もしかしたら脳の疲れが原因かもしれません。

 

イメージしやすいのは筋肉痛です。
筋肉を脳に置き換えて考えてみましょう。
過度な運動をして筋肉を動かしすぎると、筋肉に炎症が起きて筋肉痛になりますよね。


筋肉痛の程度にもよりますが、起きたり寝たり、階段を登ったり降りたり、日常的に動作をすることも辛い!なんて、経験をしたことがある方もいるのではないでしょうか。

 

「脳疲労」も考え方としては筋肉痛と同じです。


脳を使いすぎることで、脳に炎症を蓄積させてしまう状態です。
活性酸素が溜まり「酸化ストレス」の状態になると、
自律神経に有害な作用が加わり、自律神経が正常な機能を果たせなくなってしまっている状態ということができます。

 

疲労は自律神経が正常に機能していない状態ですが、この自律神経とは一体どんな働きをする神経なのでしょうか。


自律神経は、「交感神経」と「副交感神経」の2つの反する神経で成り立っています。

 

交感神経・・・日中に身体を活動的に動かしたり、興奮させたりする神経。

「飽きる」「眠くなる」は疲労の2大サインです。


これらのサインが出ているときは、疲れているのかもしれません。

 

長時間のデスクワーク、パソコン作業で、脳を使い続けると、頭がぼんやりする、首や肩が凝るといった症状を「飽きた」という感覚を感じたことはありませんか?


この「飽きた」という感覚が、脳疲労のサインの1つですよ。


「これ以上、この神経細胞を使わないで!」というアラームが、「飽きる」という感情になり現れると言われています。

 

疲労アラームを早期に感じ取り改善することで、判断ミスの回避や作業の効率を向上させることができます。

 

こまめに休憩をとったり、しっかりとした睡眠をとることをおすすめします。

 

あさひ