【編集後記】誰かと一緒に勉強する
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問題 居宅介護支援のアセスメントについて正しいものはどれか。2つ選べ。
1 認定調査員に委託できる。
2 指定市町村事務受託法人に委託できる。
3 居宅サービス計画原案を示しながら行う。
4 利用者の有する能力を評価する。
5 利用者の置かれている環境等を評価する。
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2016-23
解答4・5
1…× 認定調査員というのは、要介護認定の申請を受けて、訪問調査を行うひとのことです。居宅介護支援のアセスメントを行うのは、居宅介護支援事業所のケアマネさんですので、この設問は×です。
2…× 指定市町村事務受託法人というのは、市町村が行うべき事務を変わりに行うことができる都道府県から指定を受けている法人のことです。市町村から新規認定調査を受託して行ったりします。居宅のケアマネジメントに関与することはありません。
3…× これは順番が逆ですね。ケアマネさんはアセスメントの結果を踏まえて、サービス計画原案を作成します。
4…○ これはその通りといえます。顕在的能力、潜在的能力を評価します。
5…○ これもその通りです。介護してくれる家族などの人的環境、被保険者情報などの制度的環境、家や福祉用具などの物的環境をそれぞれ評価します。
解説は以上です。
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【編集後記】誰かと一緒に勉強する
複数名で勉強することにはメリットがいくつも挙げられます。グループ学習には、必ずメンバー同士のコミュニケーションが伴います。
まず、他の人の知識を吸収する機会になるという点。
同じ内容でも、違う授業を受けてきた人や違う本を読んだ人がいれば、
自分とは違う視点に立った意見をいただけるチャンスがあるのですね。
また、モチベーションが上がるというのもメリットの一つ。
「いついつに集まって○○について勉強しよう」という計画が立てば、それまでにある程度予習せざるをえません。
グループ学習のなかでは、自分が誰かから教わるだけでなく、
自分が誰かに教える機会もあります。
誰かに教えることで知識をアウトプットする機会になり、自分の理解を深めることにつながるでしょう。
私にはそんな恵まれた環境のなか、学習が進められています。
本当にありがたいなと思っています。
あさひ