あさひのケアマネ ブログ

ケアマネ試験合格の道へ

【鏡の法則】ケアマネ試験 福祉援助

【編集後記】鏡の法則

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問題  マクロ・ソーシャルワーク(地域援助)として,より適切なものはどれか。3つ選べ。

 

1 震災被災者に対するボランティアを組織化し,サービス提供の仕組みを構築する。

 

2 地域における多様な住民の課題に応えるため,医療,保健,福祉等の専門職だけで問題解決を図る。

 

3 地域で生活に困っている外国人に対して,自治体職員が個別に訪問し,相談面接を行う。

 

4 小学校において,地域で生活している高齢者の方々から講話をしてもらうなどの世代間交流の機会を設ける。

 

5 地域の聴覚言語障害者に対して適切に情報提供が行われるよう,要約筆記者,手話通訳者の配置などを自治体に働きかける。

2017-49
解答1・4・5
マクロ・ソーシャルワークは地域社会に対する福祉援助のことを指します。具体的には地域における社会資源の開発やネットワークの構築等を指します。

その地域に必要な新たな福祉サービスを開発したり、ボランティアを形成したり、基金を立てたり、地域住民へ普及啓発活動を行ったり、関係機関のネットワーク構築を行ったりと、地域社会に対する働きかけ全般を指す広い意味で用いられる用語です。
1…◯ 地域における組織化や仕組みの構築はマクロにあたります。
2…× 多様な住民の課題に応えるために集団を組織化するという働きはマクロにあたりますが、この設問は医療、保健、福祉等の専門職だけで解決を図るといっているので、誤りとなります。地
3…× 地域で生活に困っている外国人に対する何かしらの取り組みを構築するというのはマクロになります。実際に実行段階に至って、担当者が個別訪問し面接するというのはミクロ(個別援助)になります。
4…◯ 地域の高齢者を小学校に集めて、子供達との触れ合いを作るという取り組みの構築は、マクロになります。
5…◯ 地域において必要なサービスを構築することや、構築に向けて自治体等に働きかけることは、マクロになります。

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【編集後記】鏡の法則

鏡の法則を聞いたことありますか?

本でも出ていますね。

 

それは現実は私たちの心の中を映し出す鏡であるという考え方のことです。

 

自分の人生に起こる出来事の理由はすべて自分にある、

という仕組みを鏡の例え話を使っています。

 

例えば、鏡を見たときに自分の髪が乱れていたとします。

ですが、鏡の中に手を入れて髪を直すことはできませんが多くの人は

鏡の中の髪を直そうと一生懸命頑張ってしまう人がとても多いものなのです。

 

本来ならば自分の髪を整えるためには

現実の自分の頭に手をあてる必要があるという事なのですね。

 

頭の中のイメージを変えようとするのではなく、

現実の自分を変えること、

これが鏡の法則の活用法だといえるでしょう。

 

自分の周りの人達や出来事は自分を映し出しているという「投影」と言う心理学です。

嫌な上司、 いつも不機嫌な利用者さん、

口うるさい親、自己中心的な家族や思いやりのない友人。

こういった人間関係の悩みは尽きませんが、

ほとんどの人はその相手をどうにか改善しようとしてしまいます。

 

自分の人生に出てくる出来事や出会う人達は自分を映し出している鏡です。

鏡を覗いた時を思い返してみて下さい。

鏡の中を直したければ自分を変える。

相手を直したかったら自分自身を見つめ直すという事で

問題を改善させる「鏡の法則」は有名な心理学です。

 

もし、鏡の中でおこっているような顔をしていたら

口角をあげて

笑ってみよう!

 

そして、ポジティブに変換できたら良いですね。

 

あさひ

 

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