【編集後記】ブレを修正
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問題 介護保険における訪問介護について正しいものはどれか。3つ選べ。
1 指定訪問介護事業所の管理者については,特段の資格は不要である。
2 サービス提供責任者は,介護福祉士でなければならない。
3 介護支援専門員は,一定回数以上の生活援助中心型の訪問介護を居宅サービス計画に位置付ける場合には,その居宅サービス計画を市町村に届け出なければならない。
4 利用者が保険給付の範囲外のサービス利用を希望した場合には,訪問介護員は,居宅介護支援事業者又は市町村に連絡するものとする。
5 指定訪問介護事業者は,利用申込者の要介護度が重いことを理由として,サービスの提供を拒むことができる。
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2020-52
解答1.3.4
1…〇 訪問介護の人員基準は以下の通りです。管理者:常勤(兼務可)、サービス提供責任者、訪問介護員:2.5人以上(常勤換算)上記の通り、管理者要件は常勤のみであり、特段の資格は明記されていません。
2…✕ サービス提供責任者の要件は、介護福祉士だけではありません。その他厚生労働大臣が定める者(実務者研修修了者)、(旧課程)ホームヘルパー1級課程修了者も可能です。
3…〇 居宅サービス計画に厚生労働大臣が定める回数以上の訪問介護(厚生労働大臣が定めるものに限る。)を位置付ける場合に、当該居宅サービス計画を市町村に届け出ることとされています。
4…〇 利用者が保険給付の範囲外のサービス利用を希望した場合は、居宅介護支援事業者又は市町村に連絡し、希望内容に応じて、市町村が実施する生活支援サービス、ボランティアなどの活用を助言します。
5…✕ 運営基準において、正当な理由なくサービス提供を拒否してはならないこととされています。正当な理由とは、1:当該事業所の現員からは利用申込に応じきれない場合。2:利用申込者の居住地が当該事業所の通常の事業の実施地域外にある場合。3:その他利用申込者に対し自ら適切な指定訪問介護を提供することが困難な場合とされています。したがって、単に、利用申込者の要介護度が重いことを理由としてサービス提供を拒否することはできません。
解説は以上です。
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【編集後記】ブレを修正
現在働いているケアマネ事業所の職場では、
しっかりと会社理念に基づいて動いてほしいという
ビジョンをもっています。
その中でも
介護支援専門員としての基本倫理・理念があるわけですね。
ケアマネも人間だから、気持ちの揺れやブレた時はある。
もしブレた時は、
一度立ち止まり、
修正していく。
改めて
介護支援専門員としての
重みを感じているこの頃です。
いつもそのことに
いつも社長から気づかせていただきます。
ブレを修正する力。
そして環境は重要ですね。
あさひ
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