あさひのケアマネ ブログ

ケアマネ試験合格の道へ

【アパリグラハ】ケアマネ試験 通所介護

 

【編集後記】アパリグラハ

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問題 介護保険における通所介護について正しいものはどれか。2つ選べ。

 

1 看護職員の配置は,義務付けられていない。

 

2 おむつ代は,利用料以外の料金として支払いを受けることができる。

 

3 認知症介護指導者養成研修を修了した職員を配置していれば,認知症の程度にか

かわらず,認知症加算を算定できる。

 

4 通所介護事業所と同一の建物内に居住する利用者がサービスを利用する場合で

あっても,通所介護費を減算されることはない。

 

5 利用者に病状の急変が生じた場合は,主治の医師への連絡等の措置を講じなけれ

ばならない。


2016-53
解答2・5
1…× 看護師か准看護師の資格を持った看護職員1名以上の配置が義務付けられています。ただし、提供時間を通じて専従する必要はなく、病院、診療所、訪問看護ステーションとの連携で看護職員が利用者のバイタルチェックなどの状態観察できる状態であれば人員を満たすとされています。
2…◯ デイサービスのおむつ代は保険給付の対象ではないので、別途、利用者さんからもらうことができます。
3…× 認知症の程度も関係します。認知症加算を算定するためには、認知症の日常生活自立度Ⅲ以上の利用者の占める割合が20%以上でなくてはいけません。要件をクリアした場合、一日に60単位の加算が算定できます。
4…× 同一敷地内(建物内)の利用者さんの利用に関しては減算があります。送迎の手間が掛からない分、減算の対象となっています。
5…◯ 急変時の措置に関しては、いずれのサービスにおいても運営基準にて定めることが規定されています。

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【編集後記】アパリグラハ

「アパリグラハ」は、

日本語に訳すと「あらゆることに執着しない」という意味を持ちます。

穏やかな自分でいるために不必要な物や考え方を手放し、

あるがままを受け入れ、求め過ぎることなく心軽やかな状態を目指すのです。

 

この現代には必要な力ではないでしょうか。

ヨガ哲学「アパリグラハ」をヒントに心のデトックスを促し、

本来の柔らかい心を取り戻すのです。

 

福祉の世界や、そうでない仕事でも

この世の中

苦しい気持ちになることってありますよね。

 

「こうであるべき」「こうであるはず」という
思いに囚われた先入観は、
ときに執着を招きます。
 
人は、経験や知識とともにこだわりも増えるものですが、
度が過ぎると先入観となって柔軟な考えを妨げ、
対人関係にも影響を及ぼすことも・・・。
 
「自分の経験や価値観への執着」を手放すことで
今起こっていることをシンプルに見る習慣が心を軽くしてくれるはず。
 
それには優しい気持ちになること。
「執着しない」「手放す」というと、物をとにかく捨てたり、
人との縁を切ったりと極端な行動を想像する人もいるかもしれません。
ですが「手放す」とは、良い意味で「あきらめる」こと。
 
「○○があったらとても嬉しいけれど、なくてもいいや」
「こうなったら素敵。でも、ならなくても十分幸せ」
そんな前向きなあきらめです。
 
なかなかこの考えになることは難しいかもしれないけれど
この

「アパリグラハ」=あらゆることに執着しない

を思い出そうと心をシンプルに持っていこうと思います。

あさひ

 

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