【編集後記】東日本大震災から
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問題 9 都道府県知事が指定する事業者が⾏うサービスとして正しいものはどれか。2つ選 べ。
1 特定福祉⽤具販売
2 認知症対応型共同⽣活介護
3 介護予防⽀援
4 介護予防短期⼊所療養介護
5 看護⼩規模多機能型居宅介護
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(2021-9)
解答1・4
都道府県の指定するものは、1:居宅サービス2:施設サービスの2つ。市町村の指定するものは、1:居宅介護支援 2:介護予防支援 3:地域密着型サービスの3つ。施設サービスについても、これは介護保険施設のことになりますので、介護保険施設4種類が分かっていれば、問題ありません。
【介護保険施設】1:介護老人福祉施設 2:介護老人保健施設 3:介護療養型医療施設 4:介護医療院になります
【居宅サービス】1:訪問介護 2:訪問看護 3:訪問入浴介護 4:訪問リハ 5:通所介護 6:通所リハ 7:短期入所生活介護 8:短期入所療養介護 9:福祉用具貸与 10:特定福祉用具販売、11:住宅改修※ 12:居宅療養管理指導 13:特定施設入居者生活介護 (※住宅改修については、事業者指定は行われません。)
※市町村指定:
【地域密着型サービス】1:認知症対応型通所介護 2:認知症対応型共同生活介護 3:小規模多機能型居宅介護 4:夜間対応型訪問介護 5:地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護 6:地域密着型特定施設入居者生活介護 7:定期巡回・随時対応型訪問介護看護 8:看護小規模多機能型居宅介護 9:地域密着型通所介護
【居宅介護支援、介護予防支援】
1…○ 特定福祉用具販売は居宅サービスの一つです。居宅サービスは都道府県が指定します。
2…× 認知症対応型共同生活介護は地域密着型サービスの一つです。地域密着型サービスは市町村が指定します。
3…× 介護予防支援は、市町村が指定します。
4…○ こ介護予防短期入所療養介護は、介護予防サービスの一つです。介護予防サービスは、都道府県指定です。
5…× 看護小規模多機能型居宅介護は、地域密着型サービスです。
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【編集後記】東日本大震災から
今日は東日本大震災から12年です。
もう12年経つのですね。
その日は、施設勤務の
準夜勤でした。
ちょうど仕事に入って、あの巨大な地震…。
私の住んでいるところは、そこまでの大きな被害はなかったのですが、
震度5
突然襲われる大きな地震
その後の『停電』
自家発電で数時間は大丈夫でしたが、
夜9時になると、自家発電も働かなくなり、
ナースコールも鳴らない真っ暗やみ。
テレビ等の情報も取れず、世の中はどうなっているの?と。
関西に住んでいる友人は、津波が大変だよ!メールで連絡が入り…。
海に囲まれた所に住んでおり、
恐怖の中、利用者さんに安心させ、
在宅酸素の方は酸素ボンベに切り替えたり、
ナースコールが鳴らないかわりに頻回巡回。
真っ暗やみの施設は不安と恐怖で、
利用者さんとスタッフも落ち着かない。
ずっと忘れる事ができませんね。
今は、居宅ケアマネの仕事をしています。
もし、今あの地震が起きたらと思ったらゾッとします。
私に何ができる?
独居のおばあちゃん…大丈夫?
お家は大丈夫??
津波…は。避難の支援も?
在宅医療が必要な人は?
想定される事。
緊急事態。
35件担当があったとして、優先順位を考え
連絡、訪問。
もし連絡が取れなかったら。
自分の家族は大丈夫?
考える課題は沢山ありそうですね。
そして、1人ではどうしようもないことはあります。
震災前からの「お互い顔の見える関係」が
さらに強い連帯感になったと感じるし、今後の支援にも役立つはずです。
「平常時の活動や努力は非常時でも活かされ、
平常時でも非常時でもケアマネジャーはケアマネジャ ーとして
専門性を持って活動することが重要である。」
ということが大事なのですね。
備えは必要です。
あさひ
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