【編集後記】感情の 「手放す」 ことが大事
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ケアマネ試験2022
問題48 ソーシャルワークに関する次の記述のうち、より適切なものはどれか。2つ選べ。
- クライエントの視点から、人生観や価値観等についての理解をより深めることが重要である。
- 家族や地域住民は、アウトリーチの対象に含まれない。
- 利用できる社会資源が不足している場合、新たな社会資源の開発が求められる。
- 不衛生な環境に居住している認知症高齢者が、サービスの利用を拒否したため、本人の意向に従い、支援を中止する。
- 「無断で家族に年金をすべて使われている」と高齢者からの訴えがあったが、家族間の問題であるため、「支援できない」と本人に伝える。
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解答【1・3】
1…適切。設援助者側からだけでなく、クライエントの視点から人生観や価値観等についての理解をより深めることは重要なことですね。
2…適切でない。アウトリーチは、支援が必要であるにもかかわらず届いていない人に対し、行政や支援機関などが積極的に働きかけて情報・支援を届けるプロセスのことを言います。これは、利用者さんだけでなく、家族や地域住民も対象となります。
3…適切。その人らしい生活を支援していくために、必要な社会資源を創出していく視点だけでなく、働きかけとしても求められています。
4…適切でない。不衛生な環境に居住している認知症高齢者はセルフネグレクト・孤立化・感染症的な病気に陥る可能性もあります。クライエントのライフスタイルを尊重しつつ、根強い介入が必要ですね。
5…家族間の問題であるため支援できないと断る、というのは適切ではありません。家族からの話を聞き事実確認をする必要があり、「無断で年金を全て使われている」という話が事実であるなら、経済的虐待にあたります。
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【編集後記】感情の 「手放す」 ことが大事
感情がおさえきれない・・・。溜めてしまってストレス増という事はありませんか。
物にも愛着があり、物に残った残留思念を感じて捨てきれず、結果、どんどん溜まってしまうということもよくあります。
その対処としてはやはり、「手放す」 ということを意識していく必要があります。
物を捨てられないということに対しては、「断捨離」といういい考え方がありますね。この断捨離を意識的に実践していくのが、 感受性の高い人にとっては大事な習慣だと思います。
「思い」 というものも、基本的には溜まっていくものです。
いまこの瞬間に感じた自分の思いも、 やがて過去のものになります。
それをずっと溜めておくと、過去のものに縛られるということになってしまいます。
感情というのは大切な機能ではありますが、 それをずっと溜めて自分のカラダのなかに縛ったまま置いておくと、 それはやはりカラダに悪さをし始めます。
「感情毒素」というようなものですね。
感情毒素の対処法として、
怒ったらすぐ捨てるようにする事です。
ですが、なかなかそうもいかない。
「怒っちゃいけない」と自分を縛らず、
「怒る、すぐ捨てる」という習慣が必要になりますね。
感情を手放すことで、自分で解決していける力が身についていけますよ。
自分もできている事ではありませんが、この考え方は自分の気持ちを楽にすることになりますね。
あさひ