【編集後記】旅前
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問題 次の記述のうち適切なものはどれか。２つ選べ。
１ ⾎清クレアチニン値は、⾼齢者の⻑期にわたる栄養状態をみる指標として⽤いる。
２ ⾎清アルブミン値は、腎機能が悪化すると⾼値になる。
３ 上腕や下腿の周囲⻑は、寝たきりなどで体重測定が難しい場合の低栄養の判定に使われる。
４ 胸部 X 線検査は、⼼不全の診断にも有⽤である。
５ 解熱せずに持続する発熱を、間⽋熱という。
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2021-28
解答3・4
1…× クレアチニンというのは、筋肉を動かした後に出る老廃物の一種です。本来、腎臓で処理されて尿として排出されます。しかし、腎機能が低下しているとうまく処理しきれずに体の中に残ってしまいます。そのとき、血清クレアチニン値は高値を示すということですね。これは栄養状態の指標ではなく腎機能評価のための指標になります。
2…× アルブミンはタンパク質の一種です。これは肝臓で作られます。体にとって重要な役割を果たしている要素の一つですね。肝機能が低下するとアルブミンの造成がうまくできず、血清アルブミン値は下がります。また、アルブミンの原材料となる栄養(タンパク)が取れていない場合も、血清アルブミン値は下がります。つまり、血清アルブミン値の低下は、肝機能低下と栄養不良の可能性を示すということになります。
3…○ 栄養状態の評価には、前述のアルブミン値のほかにも体重や食事内容、上腕三頭筋皮下脂肪厚といったものがあります。上腕三頭筋というのは二の腕部分のことですね。
4…○ 胸部X線検査というのは、胸のレントゲンです。心臓の大きさ、左右の肺の病変等が分かります。心不全になると、血液の循環、灌流が不全となって肺にうっ血が生じたり、水が溜まったりします。(肺うっ血、肺水腫)その部分がレントゲンに白く映るので、病変に気づくことができます。
5…× 間欠熱というのは、一日の中で一度以上の体温の変化がある状態のことをいいます。熱発もするし、平熱近くまで落ちることもあるという症状を、間欠熱といいます。
解説は以上です。
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【編集後記】旅前に
今週末、講座の受講の為に一人で遠出します。
久しぶりに新幹線に乗ります。
駅のホームは大丈夫？
バスのチケットは？
荷物沢山
お天気は？
色々と考えることがあります。
家族と離れる時間。
実は初めてなんです。
子供達は？
ちょっと不安。
だけど
すごく楽しみです。
今回の講座では、初めて会える方もいます。
ワクワクしています！
あさひ
