【編集後記】新規の対応
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問題 高齢者のがんとターミナルケアについて,より適切なものはどれか。2つ選べ。
1 若年者と比較して,高齢者ではがんによる痛みの訴えが多くなる。
2 BPSD(認知症の行動・心理症状)には,がん性疼痛が原因のこともある。
3 小規模多機能型居宅介護では,ターミナルケアは提供できない。
4 介護老人保健施設入所者に対するがんの治療は,医療保険の適用について制限を受けない。
5 死後のケアであるエンゼルケアは,遺族のグリーフケアとしても意味がある。
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201742
解答2・5
1…× 高齢者は感覚機能の低下がみられるため、痛みの訴えは若年者に比べると少なくなります。
2…〇 BPSDには様々な原因があります。悪化の要因としてもっとも多いのが薬剤、2番目が身体疾患との合併、3番目に多いのが家族・介護環境という統計があります。がんによる痛みに合併してBPSDが発症する、あるいは悪化するということはあり得ることです。
3…× 小規模多機能型居宅介護は、在宅の利用者さんを包括的に支えるサービスです。ケアマネジメント、訪問サービス、通いサービス、宿泊サービス等主要サービスを包括して提供するサービスになります。その中には終末期の利用者さんに対するターミナルケアも含まれます。
4…× 老健は、投薬や注射、検査、処置等については提供すべきサービスに含まれているため、医療保険適用については一部、制限を受けるものがあります。抗がん剤や疼痛管理のための麻薬製剤など、特殊な薬剤については医療保険適用となるものもありますが、基本的に老健入所者の薬剤費用は施設持ちとなっています。無条件、無制限に医療保険を利用できる仕組みにはなっていません。
5…〇 エンゼルケアというのはエンゼルメイクとも言われ、日本では死化粧といったりもします。人生の最期にふさわしい姿に整えるために化粧を施したり、闘病の跡や傷口をカバーしたりすることをいいます。一方、グリーフケアというのは死後の遺族に対するケアのことです。家族の死に悲観する遺族の心に寄り添うケアになります。
解説は以上です。
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【編集後記】新規の対応
今日から8月ですね。
居宅ケアマネの仕事に就いてから
あっという間に1年過ぎていました。
成長はしたのだろうか。
色々と順序だてて必要な書類を作成したり
署名してもたったり
包括や役所へ提出することはできるようになっている。
でも一番必要なのは、信頼関係の構築だと思います。
昨日は、新規の対応をしました。
退院して在宅で受け入れる為の担当者会議を開きました。
介護ベッドを入れて、ヘルパーによる生活援助。
訪問看護も考えています。
利用者も家族も不安でいっぱいなのです。
退院したら、沢山の事業者担当の人が自宅に集まってくるのですからね。
家族がいない場合、更に不安です。
ラポール形成(人と人との信頼関係築くこと)は大変だなって感じています。
そこが崩れてしまったら、修復するのは大変ですからね…。
そして、
チームが出来てきます。
そこには、サービス事業者との連携をする為に
信頼関係も必要になってきますね。
大切な利用者様をお任せするのですからね。
新規でやるべき事が重なると、
忘れることが多いです。私はね…。(笑)
今日も
また新規の対応。
重なります。
ひとつひとつ、丁寧に対応していこうと思います。
それでは暑い日が続きますが気をつけて下さい。
あさひ
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8月20日(日) ケアマネ試験対策 模擬試験
9月10日(日) ケアマネ試験対策 直前対策
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