【編集後記】自分を律する
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問題 居宅サービス事業について適切なものはどれか。2つ選べ。
1 連携型定期巡回・随時対応型訪問介護看護事業所は,定期巡回サービス,随時対応サービス,随時訪問サービスを提供する。
2 指定訪問リハビリテーションの提供は,研修を受けた看護師が行うことができる。
3 介護予防訪問看護の対象者には,末期の悪性腫瘍の患者も含まれる。
4 短期入所療養介護の入所が4日以上になる場合は,医師の診療方針に基づき,居宅サービス計画に沿った短期入所療養介護計画を事業所の管理者が作成する。
5 通所リハビリテーション計画は,かかりつけ医の指示により作成しなければならない。
(注1)選択肢1は「指定地域密着型サービスの事業の人員,設備及び運営に関する
基準」(平成18年厚生労働省令第34号)の定める内容による。
(注2)選択肢2,4及び5は「指定居宅サービス等の事業の人気設備及び運営に
関する基準」(平成11年厚生省令第37号)の定める内容による。
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2016-44
解答1・4
1…〇 定期巡回・随時対応型訪問介護看護は2つあります。一体型と連携型です。訪問介護事業所と訪問看護事業所が一体になっているものを一体型、別々になっていて連携をしているものを連携型といいます。連携型の事業所が提供するサービスは、1:定期巡回サービス、2:随時対応サービス、3:随時訪問サービス。この3つです。訪問看護サービスは連携している訪問看護事業所が担当します。一体型の場合は、4つすべてを提供します。
2…× 訪問リハを提供できるのは、事業所としては診療所、病院、老健だけです。提供者としては、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士になります。看護師や保健師は含まれません。
3…× 末期の悪性腫瘍の患者への訪問看護は、介護保険ではなく、医療保険からの提供と決められています。
4…〇 ショートステイは、短期入所生活介護と短期入所療養介護の2つがあります。どちらも連続4日以上の利用となる場合は、計画作成が必要です。事業所の管理者が責任主体となり、短期入所生活介護計画や短期入所療養介護計画を作成します。
5…× 通所リハを提供できるのは、診療所、病院、老健、介護医療院のみです。いずれも、みなし指定となっています。指定申請をしなくても、サービス提供することが可能です。リハビリは医療系サービスになりますので、居宅サービス計画に位置づける際には主治医の指示が必要となります。ただし、通所リハビリテーション計画を作成する際には、事業所の医師やPT、OT、STといった人達が独自に作成します。
解説は良いです。
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【編集後記】自分を律する
常に自分を律する
「今日はこれぐらいにしよう」と思うとき、
「まだ始まったばかりだ」と考える。
規律を重んじること。
どんな状況でも常に自分を律することで自信がつき、自尊心が高まる。
そしてその自信と自尊心が、
「その気になれば、なんでもできる」という信念につながる。
気分が乗らないときでも物事をやり抜く決意をして感情に左右されず、
常にモチベーションを維持するすべを心得ている。
ある本に、このように書いてありました。
普段の生活のなかで、
このくらいでいいかな・・・など思うことなんてありますよね。
自分を律しているひとは自分の成長や幸せに繋がるようです。
普段の仕事、家庭、交友関係、お金、運動、食事など改めて考えさせられますね。
あさひ