ケアマネのあさひです。今日のコラム「もう行きませんって」
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問題：措置制度の老人福祉制度によるサービスでは、利用者が自由にサービスを選択で
きなかった。
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答え：正しい
解説： 2000年に介護保険法ができるまでは、高齢者介護は老人福祉法のなかで行われていました。
介護保険法と老人福祉法の大きな違いは、 介護保険法は契約制度、 老人福祉法は措置制度であるというところです。 老人福祉法は行政のお仕事です。 実施主体であるところの市町村が行政の権限でサービス内容決めています。
利用者さんの自由意志で選ぶことができない、という特徴があります。
介護保険法は利用者さん自身で、事業所もサービス内容も量も自由に選ぶことができます。 ここが大きな違いですね。
解説は以上です。
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今日のコラム もう行きませんって(-_-;)
認知症の一人暮らしおばあちゃん、
昨日訪問したら
「もう、あなた達のために、デイやお泊りはこりごりです。全部やめます！」
「えー－－全部やめないでー－－！！( ；∀；)」
おばあちゃん、サービスに嫌気がさしてしまったのです。
1人が好きな方だったのです。
一人暮らしで、暖房器具もないお家。
できれば寒い時期は
ショートステイ、デイサービスを多めにと
考えていたのですが、
もう限界のようです。
理由を聞くと
「畑の作業があるからね。お芋も植えないと…
うーん…芋を植える時期ではないし
畑も荒れてしまっているから
足の弱い、おばあちゃんに草刈りが
難しいのでは…
ここで
「できるはずないでしょう」
とも言えませんね。
ひとつ提案として
寒いからエアコンつけて、だんだんと
デイサービスの行く日を減らしていき、
その合間に畑の作業をしてみましょうよ。と
お願いしてみました。
サービスの開始の時期に比べたら
とても元気になった証拠でもありますね。
その方と
1時間のモニタリング。
沢山色々なお話して全部やめない事には、
納得していただきました。
もう忘れているかもしれないけれどね。
本人の尊重は大事です。
提案しても受け入れてもらえない事は
いくらもあります。
本人意向に添った、
ケアマネジメントが必要ですからね。
あさひ
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