2024年度ケアマネ試験
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問題37 次の記述のうち適切なものはどれか。3つ選べ。
1.後期高齢者に対する健康診査では、フレイル状態のチェックも重要である。
2.握力の低下は、サルコペニア (筋肉減弱症)の目安となる。
3.慢性閉塞性肺疾患(COPD)を有する高齢者では、禁煙が重要である。
4.喫煙は、心筋梗塞の危険因子ではない。
5.多量の飲酒習慣は、脳卒中のリスクとは無関係である。
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答え:1・2・3
解説:
1…適切。
後期高齢者を対象としたフレイル予防、重症化予防に着目した健診「フレイル健診」が2020年から始まりました。
2…適切。
握力は下肢の筋力が筋量とよく関連することから、サルコペニア (筋肉減弱症)の目安として用いられています。握力の低下はサルコペニアの目安となります。
3…適切。
慢性閉塞性肺疾患(COPD)は、肺気腫と慢性気管支炎の総称となります。
原因は、喫煙です。禁煙をすることで、肺機能は、若干改善すると言われています。
でも、これ以上症状が進行しないためにも、原因である喫煙を止めることです。
4…適切でない。
心筋梗塞の危険因子として、・高血圧・高脂血症・糖尿病・喫煙となっています。心筋梗塞の症状について、全胸部痛の強い痛みや、しめつけ感などの症状がありますが高齢者では、自覚症状が特異的なため、診断が遅れることが多く、注意が必要です。
5…適切でない。
多量の飲酒習慣は、脳卒中の発症リスクが上がりあります。
普段の生活から、食事、運動、適正な体重、趣向(飲酒・喫煙)に留意が必要です。
生活習慣病(高血圧・糖尿病・脂質異常症・肥満等)の管理も大切です。
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【編集後記】
最近、試験問題の中でも
このサルコペニアという用語が出てきていますね。
ご存知でしたか?
サルコペニア(加齢による筋肉量の減少)を簡便にセルフチェックする方法です。
指輪っかテストと言って、
ふくらはぎの筋肉量を目安に判断するもので、
特別な道具を必要としないため、
自宅で手軽に試すことができます。
テストの手順
1.姿勢を整える
椅子に座り、膝を90度に曲げます。
2.指輪っかを作る
両手の親指と人差し指を使って輪を作ります。
3.ふくらはぎを測る
利き足ではない方のふくらはぎの一番太い部分を指輪っかで囲みます。
【結果基準】
正常: 指輪っかでふくらはぎが囲めない、またはギリギリ囲める程度。
異常の可能性: 指輪っかでふくらはぎが囲めたり、すき間ができる場合、筋肉量が低下している可能性が高い
是非、身近な人や自分にも試してくださいね。
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