あさひのケアマネ ブログ

ケアマネ試験合格の道へ

【言った言わない!!】ケアマネ試験 摂食・嚥下

【編集後記】言った言わない!!

**************************

問題 食事について適切なものはどれか。3つ選べ。

 

1 摂食・嚥下プロセスの口腔期では,視覚,触覚,嗅覚の認知により,無条件反射で唾液が分泌される。

 

2 摂食・嚥下プロセスの咽頭期では,咽頭に食塊が入ると,気道が閉じられて食道に飲み込まれる。

 

3 食事の介護のアセスメントでは,摂食動作ができているかを確認する。

 

4 食事の介護のアセスメントでは,食欲がない場合には,痛み,口腔内の状態,服薬状況などを確認する。

 

5 医師は,食事の介護のアセスメントに関わる必要はない。

2020-31
解答2・3・4
1…× 摂食・嚥下のプロセスは5つの行程に分かれています。①先行期(認知期):視覚・触覚・嗅覚で食べ物を認知。無条件反射で唾液分泌。②準備期:咀嚼。唾液と混ざって食塊を形成。③口腔期:食塊が咽頭に送られる。④咽頭期:気道が閉じ、食道に飲み込まれる。⑤食道期:食道のぜん動運動で胃へ送られる。逆流防止のため食道が閉じる。このようなプロセスに分類されています。①先行期(認知期)は、視覚・触覚・嗅覚で食べ物を認知し、無条件反射で唾液が分泌されます。口腔期は、食塊が咽頭に送られるときを指します。
2…○ 咽頭期は、気道が閉じ、食塊が食道に飲み込まれる時期を指します。
3…○ 食事の介護のアセスメントでは、摂食動作ができているかを確認します。また、食事のセッティングはできるか、箸やスプーンは使用できるか、麻痺・拘縮による可動域制限はないか、最後まで自分で摂取できるか、摂取のスピードも確認していきます。
4…○ 食事摂取についてのアセスメントでは、①食事の回数、量、食事バランス②食欲はあるか。食欲がない場合は疾患、痛み、痛み、口腔内の状態、服薬状況、認知症の有無、孤独感などをアセスメントします。
5…× 個人や集団の食事摂取状況を食事調査によって評価し、各指標と比較することを、食事アセスメントといいます。食べ物や栄養素と健康などとの関連を調べる場合や、健康の保持・増進、疾病の予防と管理のための食事改善を行なう場合に不可欠です。

食事の介護のアセスメントでは、摂食動作ができているか、食事のセッティングはできるか、箸やスプーンは使用できるか、麻痺・拘縮による可動域制限はないか、最後まで自分で摂取できるか、摂取のスピードも確認していきます。これは「多職種協働」で行いますので、医師も加わります。

解説は以上です。

 

*********************

【編集後記】言った言わない!!

最近、言った言わないのトラブルが仕事でありましてね…。

 

皆さんもこんな「言った言わない」のトラブルってありませんか。

一体なぜそのような問題が起こってしまうのでしょうか?

 

例えば、取引先とのやりとり。

Aの商品を発注と聞いていたはずなのに、

納品すると「Bの商品を頼んでいた」と取引先からクレームが。

担当者が確認しても、確かにAで注文を受けていたはずなのに、

取引先は「Bを頼んだはずだ」と言い分が平行線に…。

 

 

丁寧な仕事を心掛けていても、

忙しさのあまりついミスをしてしまうことがあります。


その中でも、「言った言わない」の水掛け論は気まずくなり、

業務に遅れが発生するなどの悪影響が。

こういったトラブルはなるべく避けたいものですよね。

時間も労力も使ってしまいます。

 

「言った言わない」が起こってしまう原因は??

 

原因① 記録をしていない
人の記憶力には容量というものがあり、

いつでも人の記憶が100%正しいとは言い切れません。

特に忙しかったり、

疲れていたりすると

脳が疲れていて記憶力が低下してしまうことも。

 

記憶だけに頼り、

書面などの記録がないと思い込みや

お互いの記憶違いでそのまま事が進んでしまい、

後からどちらが正しいかを確認することもできません。

 

原因② 認識の相違
他社同士が一緒に仕事をしているので、

言葉ひとつによって誤解を生じることや、

意図するべきことが伝わっていないことは当然発生します。

 

言った方は「言ったつもり」であっても、

相手に正しく伝わっていなかったり

受け取った側が違った解釈をしたりと

こういった認識のずれも「言った言わない」

のトラブルに繋がっている原因と考えられます。

 

原因③ 確認を怠っていた
お互いに認識の違いがあった場合でも、

その場で復唱や確認がなければ後から

「言った言わない」のトラブルに発展しやすくなります。

 

 

「言った言わない」のトラブルを回避するために

記録の有無、認識の相違、確認不足によって起こりです。

 


「話したつもり」「聞いていない」

というような事を避けるためにも、

普段からどういったことをするべきか。

 

最大の対策法は記録をとること!!

 

人とコミュニケーションをとる上で、

「書く」「記録する」という方法が「言った言わない」

を避ける最大の策といえます。

 

特に絶対にトラブルを避けたい大事な会議や、

取引先とのやりとりは議事録を取ること。

 

記録をお互いに共有しておけば

気になることがあった時に

後から何度も確認することができます。

大事なのは、「誰に」「何を」です!

証拠となる記録は大事ですね。

 

そして社内でも、電話や口頭だけの対応はやめて

なるべく書いてに残しておくと良いでしょう。


メールや、付箋やメモに残しておくことが大事ですね。

時にはボイスレコーダーも必要になることもありますね。

 

あさひ

 

オープンチャット「☀️朝活部@オンライン☀️study cafe☀️ケアマネ・介福士受験」

line.me